おはようございます！
ハッピーカーズ大田田園調布店です。

先日、一括査定サイトを運営している会社の担当者と話をしました。比較見積もりサイトとも言うみたいですね。ネット上で金額を知りたい人がデータを入力をすると、そのデータが登録業者のところへ飛んでいき、そこから連絡が入る、という仕組みです。連絡が入る、というよりも、電話の嵐になる、というのが実際のところですが、そんなことを知らずに、お手軽に売却金額の目安がわかる、という文言になっているので、びっくりすることも少なくないです。

その仕組みならびにその後の業者の対応も含め、評判がよくないことも多いのですが、ユーザーからすれば業者を知るチャンスだし、業者側からすれば見込み客をつかまえる機会なのは間違いないです。こういう仕組みの今後のついてその会社の人たちはいろいろ考えることがあるようです。事業とはそういうものですね。僕としては、この仕組みはなくならないと思うし、良くも悪くも、もっと変化していくと思っています。なぜならば、「損をしたくない」という人間の欲求を満たす（ようにみえる）ものだからです。

一回の入力で、何社からも見積もりがとれたら確かに楽ですし、相見積もりをとれば、損をしないですむと思えるからです。実際、5社も6社も見積もりをとって一番高い業者に売れたユーザーは満足そうにしています。自分で中古車買取の業者を回ったらそんなかんたんにはいきません。なにより時間がかかります。

こういう現場にいると、得をするよりも損をしない気持ちのほうが大きいというのは人間の本性なのだと思います。自分のことを振り返ってもそう思えます。そういう一括査定サイトはそういう本性にマッチした仕組みなわけです。高く売れると思えば、多少の不快なコミュニケーションなど我慢できるというものです。今後その会社がどうサービスを改変してくるか、も興味がありますが、これにとってかわるサービスが出てくるのかどうかも関心事です。僕は必要悪として残り続けるのではないかと思っています。僕は引越しでも保険でもそういうサイトは使わないですけど。自分で業者を探す勘みたいのを養いたいんですよね。

今日もよいカーライフを！

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