何を読み、何を読まないか。
おはようございます!
ハッピーカーズ大田田園調布店です。
いつもクルマ関係のネット記事を適当に読んでいますが、昨日こんな記事がありました。
タイトルはまだいいとしても、文章レベルにびっくりします。最初の2段落で眉をひそめました。とくにこの文章。
クルマ好きは、クルマに関してなんでも知っているのが当然。特に車名は基本中の基本! それを知らないとか、忘れるとかいったことは、ほとんど天変地異にも近い、異常事態と言っていい。
つまるところ、クルマ好きが車名を忘れるのは(天変地異にも近い)異常事態と言っているわけです。どれだけの人が納得する表現なのでしょうか。
この文章についてはほかにもいろいろ思うことはありますが、こういう文章を書きたくなったライターを不思議に思うと同時に、だれかストップをかける人はいなかったのかなと思います。紙の雑誌のネット版ですからもっとクオリティにこだわるべきだとも思います。
20年ぐらい前にNewsweekにかかわっているジャーナリストがこんなことを言っていました。「ネットにニュースがあがるようになると、今まで紙面に載らなかったレベルの低い記事が世に出ることになる。我々としては数を求められる時代になったからこそ、質にこだわらなければならない」と。
ネット記事はすぐに修正できるため、とりあえず掲載する傾向があります。びっくりするような変換ミスなども散見されます。上のジャーナリストは昨今のこのような事態をどう見ているのか。ライターが書いてすぐにアップするようだと、低俗化は免れません。編集的な仕事をしている人がどれだけいて、どれだけ機能しているかが大事ですよね。
我々はこういう情報の波の中に置かれているということです。読むべきものとそうでないものの見極めをしっかりしたいですね。人の記事をあれこれ言うのは趣味ではないのですが、いろんな意味で考えさせられる記事でした。
今日もよいカーライフを!
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