あの日から10年
おはようございます!
ハッピーカーズ大田田園調布店です。
今日は3月11日。あの日から10年が経ちました。復興の様子も伝えられていますが、それでももとに戻るわけではありませんし、亡くなった人が戻ってくるわけでもありません。あの経験とか記憶は、多くの人にとって心の奥深くまで刻まれています。
当時が東京駅付近に会社がある会社員でした。生活は安定していたものの、どこかでこのまま会社にいていいのだろうかと思いをありながらの生活でした。仕事はとても激務。その気持ちをもちながらの仕事はとてもキツかった記憶があります。好きな仕事だったのに、義務感しかなくなりました。会社は売上予算を組み替えました。一旦は下方修正したのですが、それでも下降の勢いが止まらないと。部署ごとに売上予算が課されることになったのです。会社ではそれを「震災予算」と呼んでいました。
追加される予算に途方にくれました。それでも仕事はやらなくてはいけません。それまでもウチは少人数でよい実績を出している部署だったで、皆の体力も精神力もギリギリになりました。今考えるともっと手を抜いてもよかったのではと思うのですが、当時はザ・サラリーマンだったので、やるしかないと。次第に体調が悪くなりました。夏のお盆時期に心臓が痛くなったり、あちこちの医者にかかったことも思い出します。すべて異常なしだったんですけどね。
その後も身近な人の死や友人の自殺などがあり、最終的にはこの年の年末に会社を辞めることになりました。亡くなった人たちが「お前は生命を大事にしろよ」と言っているような気がしました。辞めるのは本当に大変な決断で、このことだけで長くなりますので、またの機会にします。
今日、あの日から10年たって思うことがいろいろあります。いろんなことがありました。今でも大変なことのほうが多いです。それでも自分の事業をここまでさせてくれた人に感謝しかありません。それ以外のことはないです。
今日はあの日のことを思い出しながら仕事したいと思います。
よいカーライフを!
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