おはようございます！
クルマクリニック大田・川崎です。

先日、お客さまからの依頼で、亡くなった方のクルマを引き取りました。正確にはその方が社長を務められていた法人のクルマでしたが。８月に亡くなったようで、それからクルマは放置されていて、すでにバッテリーが上がっていました。周りの方々に聞くと、「あまりに突然でわからないことだらけ」との声ばかり。身近な親族関係もいなかったようで、地理的にも遠方から遠縁の人がきて、いろいろ整理をしていました。

クルマは15年ぐらい所有していたようですが、走行距離はまだ６万キロでした。ジャンプスターターでエンジンがかかったので、そのままゆっくり乗って帰りました。運転したり、車検証をみたりしながら、この方はどんな人だったのだろうかと。お客さまは「ハタチぐらいのときからとってもよくしてもらったんだよね。いろいなところに遊びに連れて行ってもらって。あまりに急でびっくりだよ」と。法人のクルマとは言え、その方（＝社長）が乗っていたようで、売却が決まりました。会社の行方はこれから決めるとのことでした。

オーナーのいなくなったクルマと思うと寂しいものです。引き取りらせてもらったあと、雨の中洗車、車内清掃をしていたら、忘れ物などがあり、まとめて親戚の方にお送りしようと思っています。このブログでも「この仕事は人の人生に向き合うこと」とたびたび書いていますが、今回はまさにそのことを痛感した日となりました。ご冥福をお祈りします。

今日は雨はなさそうですね。身体を動かしやすい気候です。
よいカーライフ！