クルマ買取たまちゃんのブログ

ストレスフリーな買取を実現するハッピーカーズ大田田園調布店のブログ。買取の仕事の裏側、大切にしていること、日々の生活などを綴ります

クラウドファンディングのお願いで思うこと

おはようございます!
ハッピーカーズ大田田園調布店です。


今日はクルマとはまったく関係ない話を。
出版のしごとをしていたときにちょっとお付き合いがあった人から封書が送られてきました。会ったのは3回ぐらい。封を開けて飛び込んできた文字はクラウドファンディングのお願いでした。彼は翻訳家で、当時から、社会的・文化的な意義のある、まともな出版物が出せなくなっている、なんとか協力してくれないか、といったトーンを必ず出す人だったので、やはりなあ、ぐらいにしか感じません。曰く、出版企画に通る本は、儲かる本、役に立つ本、便利な本ばかりだと。確かにそういう側面は多分にあり、そこに違和感を感じながらも、そこに関わっている関係者は多いと思うのです。


ただ彼の「痛い」ところは、そういう業界の窮状を伝えることが自身のクラウドファンディングの支援につながると思っているところです。会って話をしたときもそういうトーンでした。彼自身がそういう状況を打破するために、何をやっているかはまったく書かれていないのです。しかも記されていた紙は、ノートのページを破ったものでしたし、同封されていた資料は裏紙でした。なんか違うよなと思ってしまうのです。気持ちがそこにないというか。出版関係でお付き合いする人は先生と呼ばれる人が多いだけに、そういう人が結構いるのも事実です。


こういう人たちは人のことをただ上から見ているだけです。上から目線のお願いです。だからこそ、そんなに付き合いの深くない自分にも裏紙で手紙が送れてしまうのです(その紙の表にはインボイス制度の内容でそっちが本題かと思ってしまいました^^)。クラウンドファンディングは何度か主宰者側になったことがありますが、何を提供できるか?どれだけワクワクさせられるか?が肝です。同情をかったり、悲哀を誘ったりするのは逆効果です。スタートアップだったら理解できますが、そういう案件は意外となかったりします。


日頃から人を前向きにさせることをしらないとこういうクラウドファンディングになってしまうよなと思ってしまいました。もっと言えば、そんな金額だったら、2〜3ヶ月本気でバイトすればなんとかなるのではとも思います。クラウドファンディングという資金集めの確固たる方法があるわけではなくて、あくまでも人の気持ちに沿ったものにしないと集まらないということです。当然のことですが。


今日もよいカーライフを!
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