おはようございます！
ハッピーカーズ大田田園調布店です。

ちょっと前にお会いした方。30年以上前のクルマにお乗りでした。新車で買ってワンオーナーというまったく希少なレアなケースでした。業者を呼んで査定をしてもらったところ、なんと買ったときと同じぐらいの値段がついたというのです。ご本人もびっくりの様子。ただ同時に欲が出てしまったのも事実で、その金額をなんとしても手にしたいと思い始めたようなのです。そうなると考えることは、今度はその業者がちゃんとした業者かどうか、に関心が移ります。その会社を調べまくっただけでなく、業界団体まで電話をかけて確認をしたり、とにかくいろいろなことが疑心暗鬼になってきました。業者からいかにきっちりはらってもらうか、を事細かに文章で確認していましたし、それに費やしている時間は膨大なもので、ご本人もかなりのストレスをおっしゃっていました。

こういう話を目の当たりにすると、「欲」は誰にでもあるものですし、予想外の金額に、そんなに価値があるのだったら、是が非でもモノにしたいと思い始めるのは自然のこととも思えます。ただ、かなりの条件を業者に出して、その条件を飲んでいるのにも関わらず、不安は消えないのです。それももっともかもしれないと思いました。

こういう取引がうまくいくためには、やっぱり「信じる」ということが必要だと思います。自分が損をしないように、の一心で、相手を信じていないのです。業者側もそれは感じていることでしょう。オーナーさんは話のプロセスのどこかでその業者のことも信じるべきですし、業者を前のめりにさせることも必要だと思います。人は誰でも疑われ続けたら気持ちのいいものではありません。逆に、おまかせしてもらったほうが緊張感が増す、というものです。そういうケースを目の当たりにして、自分がユーザー側の場合は、前のめりのさせることを意識したいなと改めて思いました。

今日もよいカーライフを！
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