おはようございます！
ハッピーカーズ大田田園調布店です。

買い取りのクルマは実にさまざまです。メーカー、車種、年式、走行距離、色、程度などなど同じクルマはふたつとありません。おのずと金額も同様です。年式の新しい高級車などは数百万になりますし、15年、15万キロ乗ったクルマは５万円ということもあります。５〜６万のクルマを売るのに５〜６社呼んで相見積をとったりすることがあります。何社呼んでもおそらく48000円とか55000円とか60000円とか、そんな感じです。もちろん高いほうがいいのですが、そこにかける時間や業者とのやり取りはお金に換算されないものなのです。もっと言えば、かなりの時間をかけてネットでこの業界の情報ととても念入りに調べていたりします。とても大きなご自宅をおもちのサラリーマンの家庭の多いような気がします。

先日査定したクルマは平成16年式で17000キロしか走っていませんでした。それまでに費やした自動車税や駐車場、保険料、車検代、点検費用などは莫大なものになります。人はいちど払い出したらそれが当たり前になります。分割払いも同じ心理ですね。最初のハードルを下げてあとはほぼ無意識させる方法です。本来であればそのモノをちょっと高く売るよりも、なぜそこにお金をかけ続けたほうが今度のためになることは間違いありません。

昨日査定したクルマのオーナーさんは自分で事業をされている方。仕事の休み時間に3社査定のアポを入れていましたが、最初の２社で比較できたので、その場で３社目にお断りの電話をいれていました。オーナーさんいわく「クルマは商売道具。多少金額が違っても売却のために、本業に差し障りがあったら意味がない。もう早く売って仕事したい」と。その感覚はわかります。自身で仕事をすると自分の時給みたいなものを意識します。先日も引越しの見積もりを取りましたが、一括査定サイトみたいのは利用しませんでした。やりとりがめんどくさくなることが明確だからです。大手と中小を３社ピックアップして見積もりに来ていただいたのは１社だけ。あとは電話での対応で決めました。早くそのことを終わらせたかったからです。それでも面倒でしたけど。決断を早めることが大事です。時間をかけたからいい決断ができるというのは間違っています。

金額が損得がはっきりしますが、時間の損得は見えにくいものです。だからこそ時間の意識を高めたいと思いますね。いろいろ学びます。

よいカーライフを！