クルマ買取たまちゃんのブログ

ストレスフリーな買取を実現するハッピーカーズ大田田園調布店のブログ。買取の仕事の裏側、大切にしていること、日々の生活などを綴ります

昨日の査定で感じたこと

おはようございます!
ハッピーカーズ大田田園調布店です。


昨日は平成16年に新車で買ってそれ以来ずっと乗り続けている方の査定に伺いました。走行距離は76,000キロほど。まだまだ乗れるクルマです。査定に出す前にこの業界のことをいろいろ調べていたようでよくない風潮があることもご存知でした。こういう方に安心に、ストレスなく、取引していただくのは自分の役割だと思っています。


お客様からすればぜひ高くかってほしいという気持ちがあるのは当然です。ましてこんなに長い間乗られていたクルマです。こちらとしては次に乗る方がどういう気持ちでこれをほしいと思うか、という視点も考えなければなりません。買う側になってみれば気になることも、売るときには忘れてしまうというのはよくあることです。それをいかに説明するか、ということでもあります。


年式が古くなればなるほど、選択肢が増えることにもなります。平成16年のクルマであれば、それより新しいクルマはたくさんでてきます。そんな状況の中、買ってもらうにはやはり価格ということになるのです。買う側にとって選択肢が多い中で注目を引くのは価格が大きな要素ですね。これが俗に言う相場、ということになるのです。いくらぐらいだったら買う人がいるか、という金額です(いくらだったら売ってくれるか、という金額ではありません)。業者が不当な利益を得ていると思うのであればそれは払拭しなければならないイメージです。


ただ、強引な営業を目の当たりにするたびに、名のしれた大きな会社になるためにはこういうエゲツないことをしないといけないのか、と思うことしばしばですが、だからといって、自分の生業(なりわい)でそれをしていいかはまったく別問題です。大企業は経営を維持するためのコストが莫大にかかるので、とにかく利益がもっとも大事な活動なのですね。そもそも古いクルマには飛びつかないし、できるだけ手間をかけずに買い取りたい思いがアリアリと伝わります。「利益も大事ですけど、人とのつながりも大事ですよね」というような悠長なことは言っていられません。僕はそう思っていますけど。ウチはストレスのない、安心していただけるコミュニケーションが武器だと思っています。


冒頭のお客様とは住んでいるところが近かったり、その前に住んでいたところにもぼくがかつて住んでいたりと、いろいろ共通点があり、楽しかったです。この業界の業者との対応に不安があるなか、とても丁寧に対応していただき感謝です。地域(=community)で活動していると、こういうことがたまにあります。仕事とは関係なく縁があると勝手に思っています。こういう仕事は楽しいなと思う瞬間でした。今日もよい出会いがありますね。


よいカーライフを!