おはようございます！
ハッピーカーズ大田田園調布店です。

自分はかつて出版の世界にいて、本を書く人、本を読む人たちと付き合っていました。そこしか見えていなかったような。この仕事を始めてから、本とかかわることは趣味となりました。そして今の仕事の仲間はといえば、あまり本を読まない人たち。まったく読まないという人もちらほらいます。そういう人が仕事ができないかと言えば、そうではありません。バリバリ仕事をして、いつもテンション高い人たちが多いです。本を読むことはよいこととされていますが、デメリットもあるかなと思うのです。

大きな理由は著者の世界に触れて知った気になってしまうこと、もっと言えば、自分がやった気になってしまうことです。知識が増えることで（中途半端に）批判できることも多くなります。実体験に基づかなかったり、当事者意識のない言動は人を引きつけることはありません。あるとすれば、肩書や役職で惹きつけているだけです。著者は体験に加えて、それを抽象化させるのが一般的ですが、読み手はその知識を仕入れることで批評家になれるのです、言い方は悪いですが。

そんな関わり方をするのであれば、本は読まないけれど、日々お客さんと向き合う、ことのほうがどれだけ満足度を高めることかとも思ったりします。もちろん知識はないよりはあったほうがいいし、本は読んだほうがいいと思うのですが、本の読み方や知識の使い方が必ず問われていると思うのです。ここにフォーカスをする出版人はあまりいないような。自分は知識を使い方とその実践とのバランスを重視したいなと思うのです。

今日もよいカーライフを！
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