おはようございます！
ハッピーカーズ大田田園調布店です。

かつての仕事と同じ業界に今も自営業として続けている人の様子をたまにSNSで見ることがあります。自分の事業だけでは成り立たず、アルバイトを掛け持ちしているようでした。出版業だけでなく、労働系の仕事も。介護は理解できますが、公衆便所の掃除の仕事もしている様子。何が本業なのかわからなくなっていますが、それでも出版に対する気持ちは強いようで、いろんな苦労を乗り越えているようです。そこまでしても本業に対する熱意が変わらないところが強くもあり弱くもありだと思うのです。変えられないことの裏返しだからとも思うのです。

弱さとは捨てれられない弱さと新しいことに飛び込めない弱さです。出版業は企画を変え、新しい著者と本を作れば一冊一冊まったく別の頭を使うことになるので、新しいことをやっている感覚があります。それは必要なことですが、大局的にみると、同じことをやっているという見方もできます。作ったあとは同じやり方で流通に乗せて、書店に並べてもらって、買ってもらうのを待つ、みたいな流れです。ときに予算に余裕があれば、広告を売ったり。そのビジネスモデルが事業者を満たすことができなければ、捨てることが必要なのだろうと思っています。そんなの無理？じゃあ、何をやればいいの？。その言葉を否定する気持ちはどんどん湧いてきますし、たいていの人は一瞬にして頭の中から消えてしまいますが、立ち止まって考える必要があるのではないかと思います。

一度身につけたスキルや経験を捨てることは怖いことですが、unlearningという言葉があるように、現状を変えたければ手放して考えることも大事なことなのだと思うのです。勇気が必要だし、不安だし、やって意味あるのかと思うと思ったとしても。

今日もよいカーライフを！
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