クルマ買取たまちゃんのブログ

ストレスフリーな買取を実現するハッピーカーズ大田田園調布店のブログ。買取の仕事の裏側、大切にしていること、日々の生活などを綴ります

金額を提示しない査定とは?

おはようございます!
ハッピーカーズ大田田園調布店です。


この業界においては、今に始まったことではないですが、べらぼうな金額を伝えておいて他社を断らせてあとから金額を下げる、とか、引き取った後でいい加減な理由を伝えて金額を下げるとか、気の弱いオーナーさんには「契約するまで帰らない」と言うと、数社呼んだとしても業者はみんな知り合いなので金額を揃えてその場で契約させるとか、ホントえげつない買取がまかり通っています。ノルマに追われている査定員はそういうことを平気でやるわけです。というか、それは会社の姿勢なのですが、そんなことを自分の事業でやったら一瞬で信用はなくなります。


最近この手の新しい話をお客さんから聞きました。修復歴あり・なしの判定の際のガイドラインはあるものの、見る人によって違いがでることも多々あります。この歪みやひずみが修復歴ありにするかどうか、明らかな場合はよいものの、かなり微妙なこともあるわけです。ある業者は、そういうときに、どうするかというと。。オークションに出品して修復歴ありだと買取金額は○○円、なしと判定されたらプラス○○円、みたいな提示の仕方をするというのです。金額が決まらないうちに引き取るのはいかがなものかと思います。契約書をみてみたいです。それにしても、振り込みはセリが終わってからになるので、かなり先にあるわけで、その間のオーナーさんの心境はいかに、と思ってしまいます。


ウチはその場で振り込むので、そんな判断を待てないですし、そんな仕事もしたくもないです。かつて古いBMWを現金で買って、引き取った帰り道に警告灯がついたことがあり、その瞬間「赤字決定」でしたが、「チェックランプついたので、返してください」とは言えないです。後日振込みでも「減額します」とは言えません。それを言えてしまうのはどれだけ緊張感のない仕事をしているのかと思います。ただ、そういう事例を目の当たりにすると、他の業者も「ウチもやるか」みたいな雰囲気になるのは自然なことかもしれません。規制がない業界ですから。判断に迷ったら素直に撤退は以外と難しいことなのです。まあ、そういう業者がいるから、こんな小規模でもやれているんだと思っていますが。みなさんもご注意を。


今日もよいカーライフを!
※査定の問い合わせはこちら
https://carsupport-ota.com/contact.html