クルマ買取たまちゃんのブログ

ストレスフリーな買取を実現するハッピーカーズ大田田園調布店のブログ。買取の仕事の裏側、大切にしていること、日々の生活などを綴ります

オーナーさんの人生に立ち会う仕事

おはようございます!
ハッピーカーズ大田田園調布店です。


昨日も3人のお客さんのところへ。最初の方は大きな広告代理店にお勤めだった方でメディアや広告の話で長話になってしまいました。自分が「頑張っている社長さんだから応援したい」と言ってくださり、譲ってもらえることになりました(他社は異様に高い数字を出したが、逆にあやしかったです、と)。自身もIT系の会社を経営されています。平成7年からのり続けたクルマの最後は、家族が皆クルマの周りに集まり、日本酒で乾杯していました。こういう光景は初めてで感動的でした。距離は12万キロ。27年間ともにしたクルマ。いろいろな思い出がありますよね。次は一緒に飲みましょう、ということをお話されて、あとにしました。


二人目の方は、1月の中旬寒い時期に査定に来ていただいた方でした。次のクルマ(輸入車)がようやく納車の目処が立ちました、とのこと。だいぶ待ちわびているようでした。ただその間に、今乗っているクルマは、ロシアの問題で大きく影響を受けてしまいました。輸出しなくなった(輸出量が減った)ので値が下がってしまった、ということです。あの車種が輸出に絡んでいたとはこちらも初めて知った感じがあります。心苦しいのですが、丁寧に説明をさせていただきました。納得していただけたでしょうか。納車日に今乗っているクルマで一緒に新車のディーラーまで行って、そこで降りていただいて、自分はそのクルマを乗って帰ることもできますよ、とお伝えしました。


最後の方は土砂降りの中での査定でした。オーナーさんは大手運送会社のドライバーさんでした。クルマはミニバン。車高調入れたり、アルミを履き替えたり、ナビを変えたりととっても大事に乗られていたクルマで、めちゃくちゃかっこよかったです。そんなクルマ好きなのに、「次は買う予定はないんですよね、自転車です」と。「転職もするし、引っ越しもするし、クルマも売ります。人生変えるので」とボソっと言っていました。それを聞いたとたん、理由は聞けませんでしたが、人生の転機に立ち会っているのだなと思うとできる限りのことはしなければと感じました。雨の中、対応してくださり、ありがたかったです。


クルマを通じて人生に立ち会っていると勝手に感じています。先方はそんなことは思っていないでしょうけれど(笑)。お客さんの気持ちにたつことはどんな商売でも同じだと思います。いろんなことをお客さんが教えてくれますが、査定しに来たのに「今日決めないと金額出さない」なんておかしなことをよく言えるなと思いますし、「文書で査定額を出したのはハッピーカーズさんだけでしたよ」と最初の方は言っていました。たまに聞く言葉ですが、他がなぜやらないのかが不思議です。他社の動きを見ながら出したいのでしょうか。売ると言うまではよっぽどうやむやにしたいのでしょうか。他社のエゲツナイ営業にお客さんはこころなびくことも多いのですが、昨日のような出会いは自分のやり方でいいのだとチカラをもらえてありがたいなと思います。


今日もあちこち動きます。
よい転機ですね。よいカーライフを!
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