クルマ買取たまちゃんのブログ

ストレスフリーな買取を実現するハッピーカーズ大田田園調布店のブログ。買取の仕事の裏側、大切にしていること、日々の生活などを綴ります

ディーラーの対応から学んだこと

おはようございます!
ハッピーカーズ大田田園調布店です。


昨日は商談→陸運局→タイヤ屋さん→オークション搬入→板金屋さん→オンラインミーティングの1日でした。車検を通さないことにした自分のクルマは不具合部分を明記してオークションで売ることにし、その搬入でした。計画がいろいろ変わりましたが、こういうことはつきものですね。来週、結構な高額車両を3台引き取るのですが、いちばん安いヤツに乗ろうかなと思案中です(といっても高いですけど)。


それにしてもディーラーの対応にはやっぱり不満です。その担当者の言葉は丁寧ですが、まったく直す気がないことがバレバレです。昨今のクルマはたしかに見てわかるところ、見て直せるところは少ないのかもしれませんが、そういうときだからこそ、どう説明するかが大事だと思うのです。しかも「1週間ぐらいお預かりして」と。そんなに待っている時間はないです(予備検で指摘されて駆け込んでいるわけですから)。でもふつうだったらそれを言われたら、待つしかないですよね。そういう対応をすると言うことは、今までそれでお客さんがOKをしていたからでしょう。


最後にサービスの人がマニュアル通りに「お客さまの車両情報を記録させてもらっていいですか?」というので「今、直せないんだったら記録してもムダです」と言って帰りました。こちら側からすれば、スモールがつかない現象で駆け込んでいるのに、全交換だったらヘッドライトまるごと交換で、1週間もかかり、しかも10万以上かかると、言われているのですから、心中穏やかではなくなります(ヘッドライトがつかなければこちらは覚悟がついていますが、まあ、これはLEDなので…)。いっきに車検を通して乗る気がなくなりました。どこのディーラーも同じような状況なのかもしれませんが、だからこそ担当者の説明でそのディーラーに対する印象は変わるものです。不動産屋さんとか金融機関の人の対応はこんな漢字が多いですけどね、私の経験上は。


こういうときに自分だったらどう伝えるか、を考えることはよい訓練になります。何回かここでも書いていますが、オーナーさんが修復歴ありと認識していないクルマを「実はここが…」と言うのはもっとも気を使います。そんなわけないでしょ、と言われるのは当然だからです(中古車を購入している場合はオーナーさんが気づいていないことがたまにあります。というか、買うときに伝えられていないということです)。その人の雰囲気を感じ取り、言葉を選びながら伝えるしかないです。それをガツンと伝えて安い金額を提示しておしまい、とはしたくないのです。


これらのことは一般化すれば「相手にとっていいことではないけれど、仕事としては伝えないといけないことをどう伝えるか」という問いになります。正解も公式も方程式もなく、その問いにその都度真剣に向き合うしかないなと思いますし、自分がされていやなことはしないということを徹底したいと思いました。ディーラーの対応から学んだことです。


よいカーライフを!
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