クルマ買取たまちゃんのブログ

ストレスフリーな買取を実現するハッピーカーズ大田田園調布店のブログ。買取の仕事の裏側、大切にしていること、日々の生活などを綴ります

友達が増えなくてよい理由

おはようございます!
ハッピーカーズ大田田園調布店です。


最近「友達」と会っていないなと思いますし、増えてもいないなと思います。むしろ減っているような。ただ、そもそも友達ってどれぐらいの人が必要なんだろうか、人生に友達の存在とは?、友達と呼べるには何が必要?、みたいなそもそもの疑問も頭をよぎります。


かつてはオンラインで出版の会や読書会やリアルでランニングの会も主宰していましたが、最近は特にそれをやろうと気はなくなっています(zoomの有料プランも解約しましたし)。興味がなくなったわけではありませんが自分でやればいいだけのことです。SNSのおかげで、だれでも人を「集める」ことは容易になりました。ただそこに集まった人が友達かというとそれは別です。顔と名前が一致したぐらいの人をどれだけ増やしても人生にあまり意味がないような気がするのです。そこから貴重な出会いがないわけではないですが、そういう人たちからの同調圧力みたいなものも大きくなる事実もあり、そのネガティブな側面も無視できないと思うのです。そういう人たちとの「上っ面だけの中身のない会話」をすることに興味がなくなった、と言えばいいのでしょうか。上から目線と感じられても致し方ないですが、厳選しない人の人生が豊かになるとは思えないですし、むしろそういうつながりが気になって仕方がなくなることが「自分」を失う大きな要因だとも思います。


事業を大きく変えたときに、「友達増やすよりお客さん増やせ」と先輩に言われたことを思い出します。いかにも商魂たくましいと思われがちですが、仕事としてやるにはそのほうが結果的に人生が豊かになるというのは実感としてあります。お客さんの実に多様で、多彩で、ときに身勝手(!)な要望に応えようとすることで自分のチカラが大きく養われている感覚もあります。


SNSで人は簡単にあつめられますが、お金をいただくということはホントに難しいことです。日々お客さんと接していると、勉強になることばかりで、それがプライベートな人間関係観に大きく影響しています。卓球はコーチを雇わないし経営だし、クルマも買取がメインで楽なビジネスと思われがちですが、やってみるとびっくりするほど壁があります。わからないことが多いことを自覚させられます。予想外なことも連発します。観察し、仮説を立てて、学んで、実行し、それをもとに改善案を考えて、の繰り返しです。マニュアルも正解もないです。ちょっとすすめるとさらなる問題が浮上して、それをどう乗り越えていくかを考える日々を積み重ねて、本当にやっていることは地味だなと思いますが、サバイバル力(?)が上がった気がします。少なくとも、自分の中では、毎月決まった日に決まった金額が銀行口座に振り込まれていたときは別人の感覚があります(定期収入は大きな心の平静をもたらしてくれますが、麻痺させることも多いです)。


仕事はちょっとやると楽しい、ちゃんとやると大変、というのは率直な感想です。どんな事業でも経営者・事業主はちゃんとやらなければならないので、大変なわけです。だいたいにおいて外からは、ちょっとやっている姿しか見えないので、楽しげに見えるし(そう見せたいとは思いますが)、楽だと感じるかもしれないのですが、楽しいことと楽なことはまったく別です。「仕事を知っている人」「楽しく仕事をしている人」ほど苦労話から入る人が多いのは興味深いなと思います。そういう話ができるのは友達というよりも仕事仲間ですし、場合によってはそこに共感してくれたお客さま、ということが多いのです。そういうお客さんは自身も経験しているからですね。こういう出会いはホントに縁を感じるのです。そこまでくれば知り合いだろうと友達だろうとお客さんだろうと関係なくなります。


そういう意味において、みかけの友達が増えないのはよいことだ、とすら思います(そもそそもSNSでつながった程度で「友達」と呼ぶことが問題なのですが)。知人がSNSで、上記の意味合いにおいて「自分は友達が少ない」と書いていたら、知り合いがやたらとイベントを紹介してきたり、友達を紹介しようとしてきたのには閉口した、言っていましたが、便利なツールはそういう上っ面なコミュニケーションも増やしてしまうものです。ちなみに、彼は友達と認定し、プライベートでサシで飲むためには3年かかると言っていました(驚)。僕は1回会っただけのお客さんとでも、意気投合すれば躊躇なく行きますけど。そこはメガバンク勤務と零細事業者の違いなんでしょうか(笑)。


人は人間関係でのストレスが大半をしめるからこそ、その環境は自分で作り上げないといけないのです。よい環境ができる要因は間違いなく「数」ではないのです。同調圧力は自覚しているより大きいものです。皆様はどうお考えでしょうか。


今日もお客さんのところへ。よいカーライフを!
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