クルマ買取たまちゃんのブログ

ストレスフリーな買取を実現するハッピーカーズ大田田園調布店のブログ。買取の仕事の裏側、大切にしていること、日々の生活などを綴ります

お客さんとの商談で思うこと

おはようございます!
ハッピーカーズ大田田園調布店です。


先日、以前査定させてもらったお客さんに連絡をしました。そのお客さんは昨年の秋に査定に何社も呼んだものの希望金額に届かず売却をやめた方だったのです。「まだ乗っていますか?弊社(というかウチのお客さん)がクルマが急に必要なのでまだあったら買わせていただけませんか?」と。とすると、「まだありますよ。前の査定が25000円だったので、70000円ぐらいだったら」と言います。正直自分としてはびっくりしましたが、急いでいましたし、こちらから持ちかけた話なので、「いいですよ」と言いました。それからすぐに話しがまとまり、引き取れるかと思いきや「妻と相談してみる」とのことでした。数日後「僕はOKなんですけど、妻が…」と言い始め、昨年12月にETCをつけ、オイル交換もしたからその分の費用(25000円)もあるので、ちょっと上乗せしてほしい、あれから200キロぐらいしか乗っていないので、と。「軽自動車で高速乗らないんですけどね笑」と言いましたが、あまり聞いていません。その時点で、「あ、この人との取引はないな」と思いましたが、「そうですか、検討します」と言っておきました。仲間に話したら、「僕だったらその場で断りますね」と。


いくら大事な愛車でも、オイル交換分の負担を要求するとはずいぶんだなと思いますし、25000円のクルマに8万も9万も出したら何かがおかしくなりますし、その予算だったらそれと同じようなクルマは業販でいくらでも手に入ります。古い軽自動車をいろいろ直しながら乗るのは好きですが、25000円だって破格のクルマなのです(うまく売れて3万円ぐらいでしか売れないから他社はゼロ円とか1万とか言うわけです。大手はそもそも電話で断るとか)。結果的に別を当たり、別の方のクルマを譲ってもらうことになりました。まったく別のクルマで金額も高くなりましたが、とてもよいクルマで、よいお付き合いができて、両者が満足できた取引となりました。その後「申し訳有りません、他で調達できたので、、大変おさがわせいたしました」と連絡したら、いきなりそっけない態度に豹変しました。前回の電話では「これも何かのご縁ですし…ぜひご検討いただけたら」とか言っていたのですが。自分の都合を押し通すのであれば、断られる可能性も考えたほうがいいと思うのです。


業者だからといきなり金額を叩く人やいきなり高額な買取を要求する人がいますが、そういう人は一事が万事、どこでもそういうことをしているのだろうなと思います。そのことで人生が得をしていることになるのか、甚だ疑問です。誰もが安く買いたいし、高く売りたいものです。ただ、どこまでそれをやるか、で品が問われるというものです。下品な人と思われるデメリットはとてつもなく大きいと思います。自覚することはむずかしいのですが。他方で査定額300万超のクルマを「あ、それでいいですよ」と即決する人もいます。信頼していただいてありがたいと思う反面、ホントに緊張感を感じます。自分が発注する立場でも、業者に前のめりになってもらって緊張感をもって仕事をしてもらうほうがいい、と自分自身を見て思ったりします。買うにしても売るにしても、人間関係が築けるお金の使い方にしたいなと常々思っています。


今日もよいカーライフを!
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