クルマ買取たまちゃんのブログ

ストレスフリーな買取を実現するハッピーカーズ大田田園調布店のブログ。買取の仕事の裏側、大切にしていること、日々の生活などを綴ります

合同査定での顧客視点はどこにあるのか?

おはようございます!
ハッピーカーズ大田田園調布店です。


昨日知人から相談を受けました。まとめるとこんな感じです。
「ちょっと前の話、一括査定サイトに登録したら電話の嵐。7社を一斉に呼んで査定をしてもらった。査定が終わり次第、各社査定額が出てくるのかと思ったら、今日決めないと数字を出さない、と。各社ともそんなルール。考える余地を与えず契約を迫る会社たち。サイトはとってもフレンドリーで便利なサービスのように見せて内実はかなり圧力と労力、ストレスがかかった。しかも翌日までに数字を出すと言って出してこない業者も数社。お客との約束を完全スルーする業界。他社の悪口は当然といった様子。この個人向けサービスは集団による圧迫があるとは思っていなかった。おろるべし」


ホント悪しき風潮なのですが、あるある話です。昨日のブログともリンクしますが、業者を一斉に呼んだらどこかの会社と契約するまで彼らは帰りません。今回の場合は彼が合同査定を設定したのですが、通常は業者が持ちかけます。完全に売る気だったらいいのですが、数字を把握してちょっと考えるみたいなことは許されないのが現実なのです。顧客視点はまったくなしです。toCのビジネスはこういうことがありえます。「とにかく見せてくれ」を連発するのは納得がいきます。


それを避ける方法としては、時間帯を分けて査定をさせる、ことしかありません。何社呼ぶかは時間との兼ね合いで決めればいいことです。もっと言えば、査定アポのときに、「その場では決められないけれどよいですか?」と聞いておきましょう。いかに買えるかではなく、本来の役割はクルマの価値を見定めることです。もっとも写真と情報を本部に送って、本部からきた金額をお客さんに伝えるだけではその仕事が変容しているとも言えますけど。まともな仕事を貫きたいですね。


今日は台風ですね。そういえば連休なのですよね。
安全運転でよいカーライフを!