おはようございます！
ハッピーカーズ大田田園調布店です。

昨日は「マスコミで働く人こそ倫理が大事」みたいなブログを書きました。今日はその続きです。その倫理観はどうやって身につけるものなのでしょうか。そんな簡単なものはなく、各自が真摯に仕事に向き合うしかないのですが、その向き合い方は競争原理のなかで養われる側面もあると思っています。どうしたらお客さんに喜んでもらえるかはすべての事業者の共通の思いなはずです。それはお客さんの表層的な欲求を満たすことだけでなく、どういう生活を送ってほしいのか？どう快適にしてほしいのか？などを考えることから始まり、どのように社会に貢献できるか？まで思いを馳せるのは必然だと思います。

ただそれが独占状態になるとその気持ちは薄くなり、当たり前の業務になりはじめます。「昨日やっていたらからOK」「先月これでOKだったから今月も」「昨年もこの時期これでよかった」みたいな発想になりがちです。マスコミで言えば、世の中で起きている日々の出来事を紙面にしているのであたらしいことをやっていると思いがちなのですが、働いている人の姿勢はそんなに新しくはないのが現実です。まして日本のように巨大な新聞数社しかない事態では競争原理が生まれるはずもなく、まして記者クラブのような仲良しグループみたいな団体があれば、なれきった横並びのグループになるのは必然です。記者会見で質問するとき、記者たちの物言いはホントたちが悪いなと思うことしばしばです。

財務状況も厳しいというのは社内でも共通認識だと思いますが、だとしても、リストラするなどは程遠いですし、あまたあるグループ会社におえらいさんを出向・転籍すれば、人件費は削れるわけもありません。購読者も広告収入も減っているのは間違いないけれど、実態はなかなか変わらないのが現実ですよね。「貧すれば鈍する」みたいな言葉もあるけれど、こういうときほど、自分の職業倫理みたいなものを見直す時期だと思いますね。ま、完全に外野の戯言ですけど。

よいカーライフを！