クルマ買取たまちゃんのブログ

ストレスフリーな買取を実現するハッピーカーズ大田田園調布店のブログ。買取の仕事の裏側、大切にしていること、日々の生活などを綴ります

読者の新聞離れ、スポンサーの新聞離れ

おはようございます!
ハッピーカーズ大田田園調布店です。


五輪期間中の新聞各社に五輪関係の広告が壊滅的に入らなかったという話を聞きました。どの新聞も見ていないのですが、当事者が言うのだからそうなのでしょう。ただこれは誰が見ても明らかなように、自業自得的なところがあります。五輪開催に懐疑的、批判的な記事を出していたからスポンサーが激怒するのもわかります。最大のスポンサーのトヨタがいちはやく取りやめにしたぐらいですから。


マスコミは世論を煽ることしか考えていない気がします。菅政権批判に乗じて五輪開催のネガティブキャンペーンをはったのでしょうけれど、もう一方の大きな収入源であるスポンサーへの配慮が足りなかったということでしょうか。


そもそも世論や広告主に配慮しながら紙面構成するというのはジャーナリズムではありません。どこかの団体の御用新聞とか広告新聞と同じです。広告から編集がいかに独立するか、ということは内部では大きなテーマになっていましたが、最近はその機能すらなくなっている気がします。クルマ関係で言えば、トヨタのリコールはあまり発表されないけれど、その他のメーカーのは掲載される、みたいなことは多々あります。何を掲載し、何を掲載しないかはまったくもって作る側に委ねられています。


だからこそ、ジャーナリズムには倫理観が求めれらているのです。かつてイギリスの大学院でマスコミを勉強していたときに、Ethics(倫理)が大きなテーマとして扱われていたことを思い出します。日本には存在しない科目かもしれません。ジャーナリズムは第4の権力と言われているぐらい、大きなチカラをもっています(いました、というべきかもしれませんが)。そこに携わる人たちの職業倫理は問われて然るべきですが、目先の収入に目がくらんでいる気がします。


企業や事業は長期的な視野ももたないと必ず行き詰まります。もはや完全に傍観者ですが、今後の動向が興味ありです。


今日もよいカーライフを!