おはようございます！
ハッピーカーズ大田区田園調布店です。

中高年の起業について知る機会がありました。というよりも、50歳前後の人たちが会社でどういう存在かを知る機会といったほうがいいかもしれません。どの時代もどの世代もそうですが、会社に貢献できる層とそうでない層というは現実としているわけで、後者のほうは、今後の期待や人件費のやすさを考えて目をつぶるケースがあります。はっきりとクビにできるわけでもないですし、採用コストを考えれば、そのままにしておいたほうがいい、という判断は会社側にあるのかもしれません。ただ、中高年は今後改善される見込みは極めて少なく、人件費は高く、しかも管理職になれず労働組合にいたりすれば、会社側としてはやっかいな存在になることはまちがいないです。暗黙のプレッシャーがかかるわけですが、そのプレッシャーをまったく気にしないで会社に居続ける人もいれば、やっぱり居心地がよくなく、起業を考えている人も少なくないらしいのです。

そこで、冒頭の話ですが、中高年の起業は何が難しいかというと、知識が古い、ごくわずかな成功体験に縛られている、頭を下げることを知らない、知らないことを知っているかのように振る舞う、などの点が挙げられていて、なるほどなと思いました。起業自体、それは大変なものです。継続できる割合はどのくらいなのでしょうか。頭が固くなればなるほど、難しくなるのは目に見えています。会社で培った知識や経験を独立していかしている人はほんと一握りだと思います。その人達には共通点があり、かつてのプライドを捨てている、目の前のお客様に全力投球している、わからないことはわからないと言える、などかなとそのときに思いました。

いちばん大事なのはプライドを捨てることですかね、個人的には。あとは誰かに許可を得えないと進めないと困難になります。サラリーマン時代の習性は無意識にこびりついているものです。それを自覚し払拭するには自分もだいぶ苦労しました。まだまだですが、それでもかつての自分を考えれば、激変しか感があります。最終的には自分でやったことは自分で責任をとる、なぜならばそれは自分の人生だから、です。自己責任なんて言葉がよく使われていますが、そもそも自分の人生に対して責任を取ってくれる人なんかいません。だからこそ自分で決めるものなんだと思います。それが困難なのですけど、それを自覚できるかどうは大きいなと思います。

人様に何か言えるほどの余裕はまったくないですが、それでもだいぶ遠回りし、ここまできたことを振り返ると、プライドを捨てられなかったことと正解をほかに求めていたからかなと話を聞いていて思いました。

このテーマは深いのでまた機会をつくって書きたいと思います。
よいカーライフを！