損得は長期的に考えてみる
おはようございます!
ハッピーカーズ大田区田園調布店です。
人は将来得をすることより目の前のことで損をしないことのほうが敏感だと言われます。査定をしていると、ホントそのとおりだなと思います。自分もそういう一面があることは否定しません。。通常クルマを売却するときは何社かに見てもらうのがふつうです。一社一社対応するのが面倒だから同じ時間に呼んで同時に査定させるという人もいます。それもわかりますね。それはなんとも思いません。
ただそうやって各社が出した数字の中から一番高い金額のところに売れば損をしていないか、というとそうでないこともあります。各社が出した数字は実は業者間で口裏をあわせた数字かもしれないからです。相場が40〜50万のクルマでも、30万前半の数字しかでてこない、みたいなことはあり得ます。依頼したほうはその中で35万の見積もりをいると、喜んでその会社に決めたりします。損をしなかったという気持ちになっているだけです。そういう人にかぎって、長期的にみれば特をすること、長い目で見れば損をしないことには鈍感だったりします。節税などはいい例です。
つまり、何が言いたいかというと、一番安いところから買う、一番高いところに売る、というのは皆が考えていることだからこそ、結構難しいことだと思うのです。というか、それをするためのエネルギーのかけ方がわりにあうのかどうかということです。新車を買う時にもディーラーを何社も回ったりしますが、そのための時間はどれだけかと思うこともありますし、ネットで調べまくっているときでも同じことです。なんとなくこのあたりでいいかなという自分の中の感覚をもつことが大事だと思っています。それは金額の相場ということではなく、自分の中の決断する感覚みたいなことです。
引っ越しでも保険でも不動産でも一括比較サイトみたいなものがあり、簡単に利用することができますが、下手に登録すると、猛烈に電話がかかってきて対応に大変だったというのはよく聞く話です。その面倒臭さと対応に時間がかかることをいやがって懇意にしている人からの紹介で決めるという人もいます。
買い物が大きくなればなるほど、複雑になればなるほど、金額を出してもらうには人の力が必要なわけで、それが営業の仕事だから当たり前だろ、という考え方もありますが、だからといって仕事にならないことがわかっていてお願いする姿勢はどうだろうかと思うのです。立場の違いはあるけれど、相手の気持ちになって日々お客さんにも業者さんにも接したいと思います。
今日もよいカーライフを!
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