クルマ買取たまちゃんのブログ

ストレスフリーな買取を実現するハッピーカーズ大田田園調布店のブログ。買取の仕事の裏側、大切にしていること、日々の生活などを綴ります

「自己責任」という言葉が意味するもの

おはようございます!
ハッピーカーズ大田田園調布店です。


暖かい日になっています。ナントカ宣言とかナントカ措置とかが拡大されるみたいですね。まったく基準が意味不明ですが、これでホントに収めるつもりなのかわかりません。補助金を出すから良いでしょ、というわけにはまったくいかず、額もさることながら、入金のタイミングに対しても不満を持っている人が多いが多いと思います。


こういうときに組織が一枚岩になることってホントに難しいとも思います。行政などは縦割りの最たる例で、メリットよりもデメリットを感じてしまいます。何を言っても、収束させないと不満が出ることは必至です。


こんな時期にもかかわらず車を買いたい人は買いたいし、売りたい人は売りたい。より気持ちが強い人からの問い合わせが増えている気がします。もはや「不要不急の外出は控える」みたいなメッセージを使って行動変容を促すこと事態が間違っていると思います。国道などを走っていると、電子掲示板にこの文字をよく見かけますが。それにしてもオリンピックの議論はどこへ言ってしまったのでしょうか。


話しは少しずれますが、自己責任という言葉の裏側では、「個が所属する組織」では責任をとらないことの裏返しです。そもそも個が主体的に行動していれば、自己責任という言葉を持ち出すまでもなく、自分の責任は自分でとるものです。それがいつしか、他人や組織が個に対してその言葉を使うようになっています。言葉は変容するものですが、間違った方向へ向かっている気がしてなりません。


海外での勤務が豊富な人に以前「海外のビジネスパーソンからは日本人は責任をとらない民族と思われている」と聞いたことがあります。会議の場で出席者が決められることは少なく、上司に確認、持ち帰って検討などが多いからだと言うのです。決定権のない担当者を出席させるのは失礼というのはビジネスの場面では常識だと。


『7つの習慣』の第1の習慣を持ち出すまでもなく、主体的であればあるほど責任が問われるものなのです。依存社会では共同体の責任にしがちですよね。このあたりの議論は日本人論をしてよくあるものだと思いますが、改めてその意味を考えさせられますね。


今日もよいカーライフを!