おはようございます！
ハッピーカーズ大田田園調布店です。

昨日は午前中一台引取をさせていただきました。
東京への引っ越しを機に乗らなくなったので、ということでしたが、それまでにいた場所では毎日のように乗っていたのだそう。「手放したいけれど手放したくない」。複雑な気持ちを感じました。最後は「駐車場からそのまま乗って帰ってください、私は家にいますので」とのこと。いつものことながら、この瞬間は結構つらいものがあります。自分が逆の立場だったら、絶対に同じ気持ちになると思うからです。大事に乗って帰らせていただき、途中でいつもいっているスタンドで中・外とにも洗車しました。自分の手で拭いていると、これからのオーナーさんのイメージが湧いてきたりします（まあ、勝手な想像ですが）。オーナーさんにはクルマのない新しい生活を楽しんでほしいなと思いました。

午後は外車に乗っている年配の方のクルマを査定させていただきました。10年以上大事に乗り続け、奥様の病院への送り迎えに使っていたけれど、施設に入ってあまり乗らなくなってしまった、とのこと。ご自身もこの夏に免許返納をしたい、と。クルマも免許も手放すときの心境はどれほどつらいものなのかと思います。車検満了日は今月末なのですが、こちらとしてもギリギリまでまって、オーナーさんに判断して納得の決断をしていただければと思い、お宅をあとにしました。

たびたび書いていますが、この仕事は本当にお客さまの人生に触れる機会が多いです。この時期ですと、海外赴任があり手放すという方も3人いらっしゃいます。自分の生活のどんなシーンでクルマが必要とされ、どんな場面でもういらないかなと考え始めるかを目の当たりにすることになります。こちらの都合は二の次三の次にして、まずはその気持ちに寄り添うことを忘れてはいけないと思いました。

今日もいい天気ですね。久しぶりに事務所で仕事ができそうです。
よいカーライフを！