クルマ買取たまちゃんのブログ

ストレスフリーな買取を実現するハッピーカーズ大田田園調布店のブログ。買取の仕事の裏側、大切にしていること、日々の生活などを綴ります

クルマの査定でお客さまに寄り添うとは

おはようございます!
ハッピーカーズ大田田園調布店です。


昨日も査定がありました。他社のいたのですが、査定中に営業マンが話していたことを耳にして、まったくお客さまの気持ちに寄り添っていないよなと思いました。
よくある話なのですが、業界の話し、他社の話し、社内事情の話し、クルマにはなかなか値段がつけられない話し、ばかりです。そんな話しを聞かされたら、どんなオーナーだって嫌気がさすものです。それも長時間かけて粘ります。逆の立場を考えたら、僕がされたらいやなことはやりませんし、言いません。


僕は、まずはオーナーがどんな気持ちで手放そうとしているのかをつかもうとします。最初はギクシャクしていても、きちんと聞いて、受け答えすれば、だんだん心をひらいてくれるものです。当然ですが、業界の話しなどは言いません。「どこへ売っても同じですよ」とか言いません。本当にそう思っていないからです。昨日のオーナーは、新車で購入して15年も乗ったクルマを手放すとのことでした。「あまり乗らないし」といいつつ、でもさびしそうです。「このクルマで関西と東京を何度も往復したんですよね」と。思いが詰まっているのだと思います。


その言葉を胸に、クルマの状態を見させていただきます。マイナス部分を伝えるのではなく、プラスになる部分はないかと考えます。プラスとマイナスをどのように伝えるか。さきほどの言葉を胸に考えます。そこは経験でしかないですが、常に思うことは自分がオーナーだったらどう思うか、との視点です。業者にはどのように説明してほしいかです。


クルマは家族同然です。手放すときは相当の勇気と決断が必要な方もいらっしゃいます(そうでない方もいますが)。その気持ちの最大限配慮しながらお話させていただいています。業界のスタンダートを知ると、こんなことではいけないと、思わされます。


今日は雨ですねー。
安全運転で、よいカーライフを!