クルマ買取たまちゃんのブログ

ストレスフリーな買取を実現するハッピーカーズ大田田園調布店のブログ。買取の仕事の裏側、大切にしていること、日々の生活などを綴ります

クルマをプレゼントしたけれど…

おはようござます!
ハッピーカーズ大田田園調布店です。


昨日は知り合いから電話がありました。「息子にあげたクルマ、本人がいらないみたいだから査定をしてもらえないか」とのこと。「???」と思いましたが、いろいろ聞いてみると内容はこんな感じでした。「息子夫婦に子供がうまれたので、クルマを買ってやった。さいたまのクルマやさんから20万ぐらいで。室内が汚れていて気になるので、その後クリーニングをしてもらった。今年の4月のこと。ただそのクルマを息子(夫婦?)が気に入らないらしく、しかもあちこちぶつけているという。すでに次のクルマを買うらしい」といった内容でした。昨日息子さんにお会いして、クルマを見せていだきしたが、事情はちょっと複雑でした。


外装は買ったときからの凹みと最近ぶつけたという凹みがあり、前後のバンパーもちょっとあたっている感じ。ただ10年以上まえのクルマなんで、よく見る感じではあります。ただ、エンジンをかけると、チェックランプがついているのです。息子さんに聞いてみると、「ディーラーに行ってきたのですが触媒の劣化らしいです」と。また「ウチには子どもと犬がいるので、このクルマでは小さくて何もできないのです。あまりクルマの意味がなくて」と。気持ちは次のクルマへ向いているようでした。


お父様にその後連絡すると「触媒ですか」と驚いた様子。「もう使えませんね、おまかせしますよ。やつも乗る気はないみたいだし」と。「直せますし、まだ乗れますけれど、気持ちが離れてしまったことがむずかしいですよね」と自分。そのあとは息子さんに対する不満的な話が。その話をきいてもお父様が気の毒な気もしましたが、息子さんにも息子さんの事情があるはずです。プレゼントしたときの細かい経緯など聞く立場ではありません。ただ、お孫さんが生まれたときに、「家族が増えてクルマが必要だと思うからこれでクルマ買うときの足しにしてくれ」と現金で20万円を息子さんに渡していたら違う展開になっていたと思うのです。クルマは買ったら出費はおしまい、ではないからです。


かつて自分も予算20万でお客さんから頼まれて軽自動車を仕入れたことがありました。乗って帰ってきた途中でオーバーヒートランプが点灯。点検をしたらガスケット抜けでした。時間がなかったので、修理できないと判断。急遽いろいろ探して整備工場で使ってたクルマを譲ってもらって、お客さんに納めたことがありました。お客さんには納期が遅れてしまったので事情は話しましたが、2台分を請求できるわけではありません。完全な赤字の案件でした。ただ、そのときに対応で信頼関係が深まり今でもよいお付き合いさせていただいているのですが。


査定後そんなことを思い出しながら猛暑の中を歩いて帰ってきました(めちゃくちゃご近所の方なのです)。ちょっともやもやします。


今日もよいカーライフを!
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