おはようございます！
ハッピーカーズ大田田園調布店です。

中古車の金額が上がっていると報道されています。円安が大きな原因です。それだけ日本の中古車が海外で売られているということです。中古車市場の大きな部分をしめています。中古車高騰は全体のトレンドとしては確かにそのとおりなのですが、影響のないクルマもあります。過走行車、キズ・凹みの多いクルマ、不人気色などです。売るときにはやっぱり買い手の気持ちにならないと駄目です。業者を挟んでいたとしても結局は誰かに買ってもらうわけですから。

中古車高騰はクルマを売る人にとっては好都合ですが、現実的には個体ごとに違っていて、その集合体がトレンドとして現れるわけです。当然といえば当然ですが、自分に都合よい解釈を誰もがしたくなります。1ドル＝100円のときからすればだいぶ高くなっていますが、為替を見ながら売り買いを考えるのは業者としても困難なところがあります。時間の経過とともに価値が下がっていくのです。

それを逆行させるには、レアなクルマやユニークなクルマに仕立て上げ、コアなユーザーを見つけるしかないのです。古い車でも、色替えをしただけで、高く売れるケースはありますし、クルマは乗る人によっていじるところが違うので、趣味とかセンスが出せるものでもあります。たまにヤフオクとかメルカリで手を入れまくったクルマが高価で売られているのをみますが、そこに費やした手間とか時間はすごいのだろうなと思います。高いのも納得です。というか、それが適正価格なのです。ひとり買い手をみつければいいわけで、売値は相場とは無関係になります。ぜったいにほしいと思わせれば、人は金額は目をつぶります。中古品の相対取引というのはそういうものですね。

そういうことを考えると価格とか相場というのはおもしろいもので、買い手の気持ちになれないとうまく売れないというのは確かだと思うのです。

今日もよいカーライフを！
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