クルマ買取たまちゃんのブログ

ストレスフリーな買取を実現するハッピーカーズ大田田園調布店のブログ。買取の仕事の裏側、大切にしていること、日々の生活などを綴ります

同業者が競合でないワケ

おはようございます!
ハッピーカーズ大田田園調布店です。


査定は外の仕事なので、この時期の車内はもうだいぶ熱くなっています。この間査定させていただいたオーナーさんは、到着する前に窓とスライドドアを全開にしていてくれました。さらにエンジンルームを見ているときに自分がもっていた懐中電灯が電池切れだったのですが、そのオーナーさんが強力な防災用の電灯を持ってきていただきありがたかったです(懐中電灯の事前チェックは必要です…)。そんなことをしてもらえるのは初めてです。こういう配慮は自分が学ばなければと思わされます。後日そのお客さんから連絡があり売っていただけることになりました。


この仕事を始めたばかりの人は特にそうだと思いますが、競合他社のことが気になります。どんな金額を出しているのだろうかと。現実には当たり前のように他社の金額を聞く業者もいますし、他社には言わないでと直接口止めする業者もいます。そこだけ見ていると、他社との戦いのように見えますが、実際は自分出した金額が適正であることに自信をもち、それを評価してくれる人を探すことがこの仕事の面白さとも言えます。他社の数字が気になるのは自信がないからです。クルマの状態を正確に把握し、相場をきちんと見ていればちゃんとした数字が出せるものです。それをどっちともいい加減にしかみないと他社より少しでも高く買いますよ、というトークになってしまうのです。


ただ適正金額をきちんと出す、ということは意外と難しいことでもあり、お客さんによってはそれを納得していただくことが困難なこともあるのですが、まずは堂々と金額を提示できるかがこの仕事の肝なのです。それをやらずに他社のことを聞くと自信がなさが伝わってしまいます。冒頭のお客さんは、「その場での契約を迫ったり、他社のことを聞いてきたら、その業者は即NGにした」と言っていました。皆が皆、相性があうわけではないですが、こういう感覚をともにする人と出会えるには?という問いをもって常に仕事をしないとと思っています。そういう意味では、掘り下げるべきは他社の数字ではなく、自分とお客さんとの関係性づくりなのだとつくづく思います、そのオーナーさんとは次のクルマ探しのお手伝いをすることにもなりました。ありがたいことです。


今日もよいカーライフを!
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