おはようございます！
ハッピーカーズ大田田園調布店です。

日々いろんなことがあります。いいこともそうでもないこともありますが、予期せぬことが起こることがよいのだと思いますし、そういう出来事に一喜一憂しないことが大事だなと思います。

先日、知り合いの会社経営者から、「中小企業の経営者の情報発信のお手伝いをするから…」と話をもらいました。彼はそのサービスをやっていることは知っていたのですが、ちょっとイメージがわかず。聞いてみると、ロングインタビューを通して、経営者の軸を探りあて、事業にブレをなくす、というものだそうなのです。ロングインタビューはかつてやったいた側としては、インタビューが事業にブレをなくすことにどう繋がるのか、疑問であり、興味の的でもあったのですが、概要を聞いてもピンと来ませんでした。

人と話すことで気づきをもらえる、というのはここでいつも書いていることです。岡目八目という言葉があるように、当事者より第三者のほうがより冷静で的確な判断ができる、というのは事実としてあると思います。その効果を狙ってサービス化したのだと思いますが、だた事業にブレをなくすという領域までどうやってもっていけるのか、説明からはその可能性が見えませんでした。この商品がどこまで本当に経営者の役にたっているのかが未解決のまま終わりました。そのやり取りの中で、彼の説明で納得しないことにやや苛立っている感じもします。あまり質問しないで「じゃあやってみる」と言ってほしい感じがアリアリです。だいぶ割引してくれるようでしたが、そもそも100万円を超えるサービスです。

こういうことを机上の空論というのではないかと思います。「今はSNS全盛だし、中小企業は経営者の思いを伝えることが大事だし、この情報発信をサポートするサービス、よさそうじゃない？」と思いつき、パワポをまとめ、経営者だから多少高額でも、と思ってつけた金額のようにしか思えません。理屈は通っていますが、現場を知って作り上げたサービスとは思えないのです。頭のいい人達が作ったサービスかもしれないですが、日ごろ買う心理や売る気持ちにあまり触れていない人たちかも。プロダクトアウト型のサービスが拡がらない典型例かもしれないと思いました。

新しいサービスだからこそ２〜３分で前のめりにさせないと聞く方の興味は失せるのです。エレベーターピッチという言葉もあるぐらいですから、ホントのことを言えば、説明にかけられる秒の単位なのでしょうけれど。10分ぐらい電話で話しましたが、よくわかりませんでした。そもそも情報発信ってなんだろうかとも。自分の事業をどのように説明するかは大事だなと思います。

よいカーライフを！
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